う~っ、残念ながら32年ぶりの日本一は逃してしまったが、
野球界の未来へとつながるドラマチックな出来事が多かった素敵な戦いであったことは間違いない!
前回のレポートで、カープ女子のカープに対する熱い想いも間違いない! ってことがわかった。
では、カープ女子は、メンズジョーカーが提案するファッション感については、どれくらいわかってくれているのだろうか?
そこで、カープ女子にファッション検定を敢行!!
どんな回答が飛び出すのか?
彼女たちが、メンズファッションの未来をきっと切り開いてくれるはず!?
女性誌のモデルとして活躍中で、広島県出身、生粋のカープファンのお二人(写真左/木野園子ちゃん、写真右/中間 愛ちゃん)に、突撃です!!
第1問
「ボタンフライ」って何ですか?
ふたりともボタンという言葉からシャツにまつわるパーツを連想した模様。
左/愛ちゃんは、FLY→翼→比翼と連想、
右/園子ちゃんは、FLY→翼型→襟→ボタンダウンと連想。
ふたりとも英語に堪能な様子でとても知的な答え方ですね。
ただし、残念!!
正解は、ジーンズのフロント部分のボタン留めを隠す比翼を示す言葉です。
今ではジップ仕様がほとんどですが、クラシックなメンズパンツでは、スラックスでもフロント部分にボタンが採用されていました。
現在では、洗いによって縮みが出るデニムでは、シルエットにねじれが出てくるので、ジップでは噛み合わせが悪くなることも。
それでジップではなくボタンが採用されているケースも多々あります。
(※もちろんデザイン的理由からボタン仕様としている場合もあります)
第2問
「ローゲージ」と「ハイゲージ」って何ですか?
お~っと、この答えは斬新です!! うっかり正解です!! と叫んでしまう説得力のある画力ですね。
ただし、残念!!
正解は、太い糸でざっくりと編まれたニットがローゲージニット、
細い糸で編まれたニットがハイゲージニット。
つまりは毛糸の太さ、細さ、番手を示す言葉なのです。
ちなみに、ローゲージニットは、温かみ、カジュアルなイメージを感じさせます。
ハイゲージニットは、キレイめなムードをより強く感じさせます。
第3問
「ラコステ」のワニのロゴはどちらを向いているでしょう?
ふたりとも意見が一致!
正解!…と言いたい所なんですが残念、不正解!
自信を持って「こっちが正解です!」とか言ってた編集・Kも恥ずかしながら不正解…。
普段見慣れているものでも、いざ質問されるとうっかり間違ってしまうくらい、
じつは難問でしたね。
第4問
写真のアウターのサイズ感、一般的には何と呼ぶ?
オーバーサイズ さすが! 意味合い的にはほぼ正解です。
オーバーサイズでもOKですが、最近は、ビッグシルエットと呼ばれています。
それまで、タイト一辺倒だったのが、昨年からビッグシルエットが流行。
今ではすっかり定着した感があります。
清潔感はキープしたいので、キレイめでオフショルダーなサイズ感のアイテムを選ぶのが重要です。
第5問
最近人気のこのスタイル、一般的には何と呼ぶ?
ジェンダーレスもスポーツミックスも意外とイイ線いってます。
スポーティなアイテムを都会的に着こなしていますね。
スポーツシーンの垣根を飛び越えタウンユースに通用するオシャレ感がありますね。
ただし、残念!!
正解はアスレジャー。アスレティック+レジャーの造語です。スポーツ的、レジャー的素材のアイテムを洗練されたデザインにブラッシュアップ。それを都会的なセンスで着こなすのがポイントです。
第6問
穴埋め問題です。
レザーライダースの着こなしはロックスタイルが定番で、今っぽく見せるには「〇〇○○○」が必要不可欠。
そして、全身をタイトにまとめた「〇〇○○○」を作るのがコツ。
「色合わせ」が必要不可欠。「Iラインシルエット」を作るのがコツ。
さすが、なお答え。
ほぼ正解です。
この問題は、今発売中のメンズジョーカー11月号のP.33のカットから出題しました。
正解は、「スキニーパンツ」が必要不可欠。「Iラインのシルエット」を作るのがコツ。
で、結論!!
難問にも関わらず、おふたりともメンズファッションに対する知識も感度も高く、愛情も深く。
感慨深いお答えをいただきました。
来年こそ、カープが日本一をつかみ取ることを祈りつつ、ご愛読いただいた読者のみなさまに御礼申し上げます。