いよいよ秋冬モノが多く出てきていますね。
今週購入したものの中から2点だけピックアップして紹介しておきます。
▼革靴一歩手前な「黒スニーカー」
Ambのスニーカー。
各ブランド各コレクションなどに目を通すと理解できますが、長く長く続いていた「スニーカー」ブームが徐々に「革靴」にシフトしようとしています。スニーカーから徐々に変化している分、重厚な革靴というより、ローファーなどの簡易革靴がまだまだ多いですが。
こちらはアッパーにヌバックを使ったスニーカー。
「スニーカーから革靴にトレンドが変化」してくる流れの中で「革靴ライクなレザー使いのスニーカー」「オールブラックのスニーカーっぽくない配色」などが今シーズン人気となっています。まさにこのスニーカーはそんな印象。フォルムも細く、紐も革靴で使うような細幅とツヤのあるもの、配色もスニーカーらしくないシンプルな黒基調のもので、「革靴トレンドへの繋ぎ」にピッタリです。
夏から秋にかけてどうしても革靴では暑苦しく感じてしまう場面もありますが、こんな黒スニーカーなら問題なし。革靴ライクな印象もありながら、夏らしい軽快なスニーカーライクな印象もある「良いところどり」な一足です。
▼ワイドシルエットブームだけにタートルネックがオススメ
Kolorのニット。
よくあるざっくりニットですが、こちらネックデザインが面白い。
タートルネックが真ん中フロント部分で切れており、着用するとまるでシャツのように「襟」が出来る仕組み。襟の立て方などで表情も微妙に変えることができるので着こなしの工夫も面白いアイテムです。
こういったニットは値段が高いくせに着ていくとネックが簡単に伸びてしまって格好悪くなるものも多いですが、こちらは首元に一本ステッチを走らせることで伸びにくくなるように仕上げています。素材にこだわるKolorらしく独特のチェック柄の織り方も面白い。
今年は去年に引き続きタートルネックやハイネックが人気です。
その理由は「パンツのワイドシルエット」にあります。パンツがルーズだとどうしても上下で綺麗にシルエットのバランスをとってあげないと「子供っぽい」「野暮ったい」印象ばかりが先行してしまいます。そこでタートルネックやハイネックです。ネック周りに印象があるタートルなどを選ぶことで視線を上に集める効果が出ます。するとパンツのサイズ感や野暮ったさに気が向きにくくなるもの。洋服屋さんは感覚的に「ワイドパンツとタートルは相性抜群ですよ」とオススメしてきますが実は紐解けばこういった理由があるのです。
まだまだ秋冬の展開はこれから!
どんどん散財が進みます・・・(ちなみに今週一週間だけで被服費でウン十万円飛びました・・・)