Logical Fashion

2016.11.09 Wed UPDATEREGULAR

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今週の散財日記

最近大活躍している2枚のストールをご紹介します。

 

▼イタリア老舗の「やや派手」ストール
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イタリアの巻物老舗「フランコフェラーリ」のストール。ブークレー素材となっており表面にモコモコと起毛感があるのが特徴です。
こういった赤系などのビビッドなカラーリングは冬のダークなコーディネートに一枚あると非常に便利ですが・・・かといってあまりにも派手な赤色を持ってくると「派手な色すぎて浮いてしまう、違和感を覚える、カジュアルすぎる」・・・となるのが常です。そこでこういった「起毛感」のあるものをチョイスするのがオススメです。

「発色と起毛」もしかすると相関関係が無い様に感じるかもしれませんがとんでもない。起毛があると基本的に色は柔らかくソフトになります。特にこういったブークレーなど表面の毛羽立ちが目立つものは顕著です。真っ赤な色合いも起毛により「ボカし」がかかった様な印象となり「真っ赤な赤」が「うっすらとはっきりしないソフトな赤」となるものです。

基本的に色ものは色彩が強ければ強いほどカジュアルに属するようになります。
カジュアルすぎると子供っぽい印象が生まれます。そう考えると「真っ赤なマフラー」などはなかなか扱いに困るところなのです。そこで起毛のストール・・・という算段です。

このフランコフェラーリのストールは大判で首をボリュームたっぷりにカバーしてくれます。首元にボリュームがあると顔は小さく見えるもの。冬のダークトーンの地味感も解消してくれるし、「小顔効果」も期待できる名アイテムです。

▼東京ブランドの雄が手がける良品低価格なストール
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こちらは「ユナイテッドトウキョウ」のストール。
一部上場を果たしたSTUDIOUSが手がけるブランドです。原価率を通常のブランドよりも高く設定し薄利で良品を提供していこうとするブランド。「薄利で勝負」と言うとどうも綺麗事の様に感じますがこのブランドは確かに値付けがおかしい。通常のブランドと比べて体感で2割ほどは安く感じます。

このストールの面白いところはクレイジーパターンになっているところ。
一つのストールの中で4色の柄を使っています。「4色のクレイジーパターン」というといかにもデタラメに目立ちそうな感がありますが、このストールは柄をクラシカルなヘリンボーンにすることであまり子供っぽくなりすぎない様にしているのが肝。

色の使い方も見事で、あまり派手な色を使わずダークトーンの濃いめの色をベースに4色を組み合わせています。そのため「冬らしい地味な印象を払拭できるけれど、子供っぽくはならない」という上のフランコフェラーリと同様のアプローチが出来ているというワケ。

 

こんな風に秋冬は色や柄を使いにくく地味になりがちな分、
「遊びすぎない柄ストール」があると大変に便利ですよ。
これからの時期買い足しに是非ご参考ください。

 

 

mjponline

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