これまでにもMJプレミアムには、可愛すぎる現役女子高生シンガーソングライター『山出愛子』、注目の若手女優『黒澤美澪奈』と、それぞれの世界に羽ばたいていった卒業生たちが登場してきた、成長期限定ユニット『さくら学院』。今回は、そんな彼女たちのニューアルバム『さくら学院 2018年度 ~Life ~色褪せない日々~』が3月3日(日)にリリースされることを記念し、中等部3年生の麻生真彩・日髙麻鈴・新谷ゆづみ、中等部2年生の藤平華乃・森萌々穂の5人が登場。収録曲の中から、今年度の新曲4曲について、聴きどころを教えてもらっちゃいました。
舞台『暗くなるまで待って』出演の若手役者『黒澤美澪奈』に、女子高生目線で好きなメンズファッションを教えてもらっちゃいました!!
【2ndシングル『Choice』リリース記念】 “可愛すぎる女子高生シンガーソングライター”『山出愛子』って!?
——まずはオープニングナンバー『目指せ!スーパーレディー – 2018年度-』 から。この曲はさくら学院担任の森ハヤシ先生が作詞を担当する自己紹介ソング。2012年度に製作されて以降は、毎年度生徒の入れ替わりに合わせて歌詞が変わっていて今年で6作目になります。
麻生真彩(以下:麻生) 「真彩的には自分のパートではなく(八木)美樹のパートにある「特技がたくさん先輩たちと被っている」という歌詞ですね。これは私やゆづ(新谷ゆづみ)や麻鈴といった中3メンバーのことを指していて、私はけん玉、ゆづは方言キャラ、麻鈴は英会話が被っているっていう(笑)。で、そこから私と一緒に特技のけん玉を披露するという流れになるんですが、ここはレコーディングでも実際にけん玉を2人でやっています。なので、地味にカンカンというけん玉の音も入っているので、そこに注目ですね!」
——ライブでも披露している父兄さんお馴染みのパフォーマンスですね。のちほど、そんなシーンも収められているライブDVDの話も聞ければと思います。
藤平華乃(以下:藤平) 「私も自分のパートではなく(野崎)結愛のパートをおすすめします! 結愛はさくら学院の生徒12人にそれぞれ、麻鈴はお母さん、そよ(吉田爽葉香)はお父さんと役柄を決めているんですが、ゆづはペットなんですよ(笑)。最年少に中3の生徒会長がペット扱いされているっていうのも面白いし、ゆづの「ペットか~い!」っていうツッコミも大好きです♪」
藤平華乃
——表情が想像できるような、ユルっとしたツッコミが面白いですよね。
日髙麻鈴(以下:日髙) 「私は自分のパートの歌詞にある「I’m Hamidase! Iincho」という部分ですかね。昨年までのこの曲では、英会話という特技を生かして英語のフレーズを流暢に喋るのがお約束だったんですが、今回はあえてカタカナ英語でインチキ外国人感を意識しているので、そこに注目して聴いてもらえたらなって」
——流暢に英語を喋るけど、外国に行ったことがないという日髙さんらしさが出ているということですね(笑)
森萌々穂(以下:森) 「萌々穂は今年になって、自分のパートの歌詞が去年の「生まれた時からブリッコ街道一直線」が「ヘラヘラしながら時々、毒を吐いちゃう」に変わりました♡ 私たちのレギュラー出演している配信番組『さくら学院の顔笑れ‼FRESH!マンデー』では、常にヘラヘラしていたり、ちょっとSっ気があるところも出していたりしたんですが、そこが歌詞にも活かされています。今年でこの曲を歌うのは3回目になるんですが、自分でも段々と小悪魔っぽさが増してきていると思うので、そこをよ~く聴いてほしいですね♪」
——となると、来年度がどうなっちゃうのか楽しみでもあります! 最後は新谷さん。
新谷ゆづみ(以下:新谷) 「途中の間奏部分で、森先生が超高速でテンポよく出席を取っていくんですが、そこでの返事も毎年変わっていて、それぞれの個性が出る部分でもあるので、昨年度と聴き比べてみてもらえると面白いと思います!」
——レコーディングでは、その森先生が噛んでしまうなんてことも?
新谷 「もちろんありました!」
藤平 「ここぞとばかりに「イェ~イ、噛んだ噛んだ~!(笑)」って言いました♪」
——その光景が目に浮かびますね(笑)。
一同(笑)
——そして6曲目は『C’est la vie』。こちらは今年度誕生した新部活動ユニット、美術部 Art Performance Unit “trico dolls”が推奨するアートの世界を描いたプロローグ・ナンバー。作詞/作曲/編曲は『サイエンスガール ▽ サイレンスボーイ』など、同じく部活動ユニット「科学究明機構ロヂカ?」の楽曲を手掛けてきたEHAMICさんですね。この部活動は森さんが発案したものだとか?
森 「はい! 職員室の先生にプレゼンして実現しました」
——じゃあ、相当思い入れも強いと思いますが、完成した楽曲を聴いた感想は?
森 「初めて聴いた時から、すごく可愛い曲だなぁって思いました。歌詞も素敵だし萌々穂が好きな世界観でお気に入りです♡」
森萌々穂
——今年度で唯一、アルバムに収録されている部活動ユニット曲なので、他メンバーからは羨ましがられているんじゃないですか?
日髙 「(即)羨ましいです!!!!」
麻生 「(羨ましそうに新谷・森を見ながら)部活動やりたかったなぁ……」
日髙 「ねぇ……(悲)」
——麻生さんと藤平さんは帰宅部 sleepiece、日髙さんはクッキング部 ミニパティに所属しているけど、ともにメンバー欠員状態で活動休止中ですもんね……。
麻生 「(職員室の先生を見ながら)いやぁ~ウチだって(白鳥)沙南とか(八木)美樹とか、入れたら面白いと思うんですよねぇ!」
日髙 「ウチなんて、私一人だよ」
麻生 「でも、ミニパティは去年、沢山活動が出来たからイイじゃん! こうなったら、もうコヤジ部(※頭にネクタイを巻き、おつまみとジンジャーエールで酔っぱらいトークを楽しむという非公式部活動)をやるか!」
藤平 「そうだよね! やろっ!」
一同(笑)
——まぁ、各部活動の今後の活動に関しては、職員室の先生と話し合ってもらうとして……日髙さんはこの曲を聴いていかがでしたか?
日髙 「私は歴代の部活動曲の中で、一番好きかもしれないです♪」
森 「よっしゃぁ~ !!
新谷 「やったぁ! 私たちにとっては初の部活動だし、その初めての楽曲なので嬉しい!」
新谷ゆづみ
——7曲目には、毎年恒例の中3曲『clover』が。こちらは一昨年前の中3曲『ユビキリ』と同じく、山口高始さんが作詞していて、まさに”聴かせる”楽曲ですよね。
麻生 「タイトルの『clover』の花言葉が“約束”。10年後の自分たちへの約束を歌った曲になります。今の私たちにピッタリの曲で、歌詞の内容も1番、2番、3番と全てサビ部分が違っていて、その全部が心に響くというか。メロディもちょっとノスタルジックな感じで、このアルバムのタイトルにある“色褪せない日々”も歌詞に入っていたりと、全てが1つに繋がっていて、本当にこの3人で歌えて良かったなぁって思える曲です」
——瞳を閉じて、ゆったり揺れながら聴きたくなるようなメロディが素敵ですよね。しかし、10年後でも中3の3人はまだ25歳。今この記事を読んでいるMJ読者たちが平均30代なので、さらに年下って!
新谷 「あ~25歳かぁ~、なんか想像するとウケるね!」
日髙 「10年後の自分たちってどうなってるかな?」
森 「真彩ちゃんは今ドキの人になっていそう!」
麻生 「マジ!? ありがとう! 私、全然今ドキのトレンドとかに乗れてないんです……なので、最近はももちゃんにどうすればいいのか相談していたところなので、なんか嬉しいですね! よ~し、10年後は絶対に格好いい今ドキの人になってやる!」
藤平 「いやいや、華乃だって全然トレンドに乗れてないよ! でもしょうがないでしょ、私たち帰宅部だもん(笑)」
——たしかに!(笑)。10年後にどうなっているかは、将来のお楽しみってことで。さて、日髙さんはいかがですか?
日髙 「間奏明けの「優しさだけじゃ繋がれなかった~」は2018年度の自分たちのことを歌っていて、そのフレーズはすごく印象的。あとは「ひとつひとつ重なってく 手のひらから見えるシルエット」というフレーズも、私たちがライブ前に絶対にやる円陣のことを指していて、そこも好きですね。とにかく歌詞が良くって、全部を通して聴くとさくら学院生活の思い出がフラッシュバックしてくるんですよね」
麻生 「ほんとそうだよね。耳で聴くだけでもどんな場面なのか想像出来るとは思いますが、歌詞を読みながら聴くのもオススメです。そうすることで、さらに言葉が染み込んでくるので、ぜひ試してみてください!」
——なるほど。では新谷さん!
新谷 「私は毎年、中3曲はタイトルに意味が込められている気がしていて。それが一昨年の『ユビキリ』なら”2人だからこそ出来ること”、去年の『未来時計』なら”近づいたり離れたりしながら、それぞれの速度で成長していく”だったり。そして、今年の『clover』には”さくら学院という1本の茎から3つの葉っぱが生まれて、それぞれの道を歩んで行く”というメッセージがあるんじゃないかなぁって思っていて……。2人も言っていたように、歌詞やタイトルに込められた想いを読み解きながら聴いてもらえると嬉しいです!」
——そして10曲目は『Carry on』。さくら学院の楽曲ではお馴染み、安定のcAnON.さんが作詞/作曲を担当。エアホーンやスクラッチなども入っていて、ちょっと90年代 J-POPのダンス&ボーカルグループを想起させるバラード曲となっています。
新谷 「聴けば聴くほど、歌詞が自分自身ともシンクロしてより味が出てくるっていう、職員室の先生曰くスルメ曲。私自身も本当に何度も何度も聴いていて、今回のアルバムの中でも個人的に大好きな曲です! あとMVもイントロからアウトロまで、メンバーの動きに合わせて撮影しされ、その全てのシーンが繋がっていくワンカット風という今までにない手法に挑戦したんですが、メンバー全員が初めての経験ということもあって、すごく新鮮でした」
藤平 「私も聴くたびに新たな魅力に気付かされているので、ぜひ沢山聴いてほしいです!」
日高 「色んな解釈が出来る歌詞なので、それぞれが感じ取ったイメージを思い浮かべながら聴いてもらえると楽しいんじゃないかなって思います」
森 「萌々穂は、エアホーンの音がすごく好きで、そこばっかり聴いちゃってます♡」
——ラストは11曲目『Fairy tale』。昨年9月に開催されたライブで初披露され、今年度としては最初に発表された新曲。こちらも『clover』と同じく山口高始さんが作詞。ファンタジーな世界観に踊れるロックナンバーというのがまた新鮮な感じですが、どんな想いが込められた楽曲ですか?
日髙 「昨年夏に、レギュラー番組『さくら学院の顔笑れ‼FRESH!マンデー』の特番で、林間学校に行ってきた際に”温故知新=昔のことをたずね求めて、そこから新しい知識・見解を導く”ということの大事さを学んだんですが、この曲もお母さんのヒザの上で読み聞かせてもらっていた大好きな絵本との再会によって、”子供の頃に描いていた夢を思い出して、無邪気だったあの頃の自分が、前へ進むために背中を押してくれる”というメッセージソングになっています」
麻生 「しかもバラード系の『Carry on』に対して、コチラはもっと明るい曲調なので、どちらかというと、より元気一杯で個性が爆発している2018年度のさくら学院らしい楽曲になっているんじゃないかなって思っています。あと個人的には、ラストの大サビで「希望へと さぁ…」という自分のソロパートがあるんですが、今まで経験したことのないキーの高さで「さぁ~」と伸ばす部分が最初は難しかったんですが、完成した楽曲ではその練習の成果が出ているんじゃないかなって」
麻生真彩
——大サビのラストに向けて、12人の気持ちが一体となって高まっていく大事な部分ですよね。
麻生 「はい! どの楽曲でもなんですが、みんなしっかり歌詞の意味を理解しつつ歌っているので、そこに込められた気持ちやメッセージを、どうやって歌い方で表現しているのかって部分にも注目してもらえると嬉しいです!」
日髙 「あと、この曲はさくら学院史上初となるタオル曲というのもポイントです!」
——タオルを上げたり下げたり、プロペラのように頭上で振り回したりして、ライブでも非常に盛り上がるアゲアゲ系の楽曲というワケですね!
麻生 「(食い気味に)はい! ライブでも間奏部分ではタオルを使い、会場一体となって楽しんでいます♪ ぜひお家でもこの曲を聴きながら、タオルを振り回す練習をしていただき、残り2回のライブでは、シンクロ率200%で盛り上がれたらなって思っています!」
——では続いては、中3の3人にとって最後のライブとなる『The Road to Graduation 2018 Final ~さくら学院 2018年度 卒業~』のチケットは残念ながらソールドアウトしているそうなので、これから来年度に向けてさくら学院に興味をもったというMJ読者のため、今すぐ皆さんの活動を知ることができる10th LIVE VIDEO『さくら学院祭☆2018』のお話も伺いたいと思います。ズバリ、こちらの見所は?
新谷 「このライブでは歌って踊るという普段のステージパフォーマンス以外にも寸劇のコーナーがあるんですが、今年はそのストーリーの中心にいるのが私たち中3だったので、とても思い入れ深かったし、個人的には1番の見所かなって思います」
——この寸劇のコーナーでは、各々の演技力も見られるそうなので要チェック! では、日髙さん的見所は?
日髙 「このイベントが美術部 Art Performance Unit “trico dolls”の『C’est la vie』の初披露だったんですが、その登場前にシルクハットを被ったサムおじさんという人物(※日髙が演じた)がステージに現れて、パントマイムをやったんですね。自分的にもパントマイムは初挑戦だったので、そこは見所だと思います♪ あと、特典映像ではライブで行われた「サクラデミー女優賞は誰だ?」というコーナーのオーディション風景も収録されているので、みんながどういうアプローチで告白する女の子役を演じて、実際に出場枠を勝ち取ったのか? そこにも注目してほしいです!」
日髙麻鈴
——ライブで披露されたのは選抜メンバーの胸キュン演技だったということで、惜しくも出場を逃した皆さんの胸キュン演技は必見。麻生さんは告白される側の男役を演じたんですよね?
麻生 「昨年度も男役を演じたんですが、メンバーたちの告白を受けるっていうのがガチで胸キュンというか本当に可愛すぎて……♡ 今年も男役に選ばれて嬉しかったです♪」
——皆様のオトメゴコロ。な部分、しかと見届けさせて頂きます! ……という流れで、好きな男性のファッションについてチョコっと聞いちゃいましょうか。
麻生 「あんまり男の人のファッションとか分からないんですけど、真彩はヘアスタイルならツーブロックが一番好きです!」
新谷 「え~、ロングコートが似合う男性は……素敵だなって思います」
日髙 「大人っぽい感じが好みで、腕時計を着けているとポイントが高いですね♪」
藤平 「いつでもダンスが出来そうなスポーティな格好で、オデコを出して帽子を被る人が好きです!」
森 「デニムが似合って……スーツも似合って……あっ、でも結局は自分自身のスタイルを貫いている人が好き♡」
——参考にさせていただきます! では、最後にシメとして来年度を担う中2のお二人に、MJ読者へのメッセージをお願いします!
森 「今年度は残りわずかですが、まだ来年度はたっぷり1年間あるので、萌々穂たちのこともたっぷり知ってもらえると思いますので、さくら学院に少しでも興味を持っていただけたら、ぜひライブにも遊びに来てくださ~い。待ってま~す♡」
藤平 「私たちさくら学院の最大の特徴が、春に中3が卒業し、また新たなメンバーが加わるという学校生活をコンセプトとした成長期限定ユニットという点です。その限られた学院生活の中で、ダンスや歌、演技にトークなどのパフォーマンス力も含めて、メンバーそれぞれが成長していく姿を見守っていただければと思います!」
——ありがとうございました!
PHOTO:EISHO KASUGA
TEXT:TOMMY
01.『目指せ!スーパーレディー -2018年度-』
02.『WONDERFUL JOURNEY』
03.『ベリシュビッッ』
04.『ハートの地球』
05.『ご機嫌!Mr.トロピカロリー』
06.『C’est la vie』美術部 Art Performance Unit “trico dolls”
07.『clover』中等部3年(新谷ゆづみ、麻生真彩、日髙麻鈴)
08.『Jump Up ~ちいさな勇気~』
09.『Fairy tale』
10.『FRIENDS』
11.『Carry on』
12.『約束の未来』
13.『夢に向かって』
◆初回限定盤 さくら盤(CD+Blu-ray)
品番:SGAL-0010 価格:¥4,100-(税抜)
【特典映像】
1.「Fairy tale」Music Video
2.「Carry on」 Music Video
◆初回限定盤 学院盤(CD+DVD)
品番:SGAL-0011 価格:¥3,900-(税抜)
【特典映像】
1.「さくら学院 2018年度 学年末テスト ~今年も魅せます!平成最後、波乱万丈の順位争奪戦~」
◆通常盤 (CD ONLY)
品番:SGAL-0012 価格:¥3,000-(税抜)
10th LIVE VIDEO『さくら学院祭☆2018』
発売中
[Blu-ray] 品番:SGBD-0007 ¥7,800+税 LIVE映像+特典映像
[DVD] 品番:SGDV-0015/16 ¥6,500+ 税 LIVE映像+特典映像
【さくら学院】
活動は中学3 年生までが掟の“成長期限定ユニット”さくら学院。2012年3月から卒業生を輩出し、卒業生は三吉彩花、松井愛莉、BABYMETALなど各方面で活躍中。現在(2018年度)は、3名の転入生を迎え、8代目生徒会長・新谷ゆづみを中心に中等部9名、小等部3名、計12名で活動中。
<オフィシャルサイト>
<さくら学院 職員室 公式Twitter>
■ライブスケジュール
2019年3月26日(火)@TSUTAYA O-EAST
2019年3月30日(土)@神奈川県民ホール 大ホール
2019年3月31日(日)神奈川県民ホール公演を全国14映画館にてライブビューイング
■レギュラー番組
毎週月曜19:00 ~ 20:00 配信
『さくら学院の顔笑れ‼FRESH!マンデー』