Logical Fashion

2016.07.04 Mon UPDATEREGULAR

セールは思い切ってインポート物を見るのが得!?

そもそも私はどちらかというとセール否定派ではあります。
セール品とはとどのつまり「売れ残り」に過ぎないわけです。「定価で買う価値がない」からこそ残って割り引かれるわけで、本当に価値ある良品だとしたら定価時期に無くなって然るべきです。世の中の理ですね。

・・・ただしそれでも、初日から1週間程度はセールに行く価値はあるかもしれません。
売れなかった・・・という理由でなく「売れたけど読みを間違って作りすぎたから」残ったというものもある訳ですので。誰も見向きもしなかった売れ残りではなく、良品ではあるけど数を見誤ったもの・・・そんないわゆる「掘り出し物」がでてくるのがセール初日から一週間の間くらいです。

ミクロ経済的には「効用最大化」などと呼びますが、消費者は常に自分が得する選択をするものです。価格に釣り合わないほど手頃なものは瞬時に市場から無くなるはず、行動するならセール初日から一週間の間が勝負。それを過ぎたら本当の売れ残りばかりになりますから注意です。

さて、そんなわけで私も視察も兼ねてセール初日街を散策してみました。
収穫の一部をご紹介します。

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個人的に大好きなイタリアのブランド「carven」。表参道に二階建てのオンリーショップがあります。今回はそこで3点ほど購入してきました。

実はインポートブランドは日本のブランドに比べて「下代」が10%ほど低いものが多い。
下代とは要するに「仕入れ価格」のことです(原価とは違います)。日本のブランドは概ね60%が仕入れ価格ですが、インポートブランドは50%が通例です。つまり日本のブランドは40%が小売店の粗利となり、インポート品は50%は粗利となるのです。
これは何を意味するか??
この10%の差が実は「セール割引率」の設定に寄与することが多いのです。

例えば日本のブランド品ならば30%OFFまでは利益(粗利ですが)を出せるわけです。モアセールなどで40%にしてしまえばプラマイゼロ。つまり「利益をとる」ことから「在庫消化」に目的を切り替えるのがモアセールなわけですが。
しかしインポートブランドなら40%OFFでもまだ利益が出ます。モアセールでは50%OFFにしても最悪赤字は出ないワケです。

なのでインポートブランドは「セール初日から40%OFF」というところが少なくありません。カルヴェンも初日から40%OFFでした。

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このクラッチバッグなどはオンシーズンの時から「ずいぶんモノに比べて手頃な価格だなあー」と思っていたもの。レザー使いで、オリジナルのテキスタイルなのに定価18000円です。40%OFFにすれば10,800円。大手セレクトショップのオリジナル品などと比べてもそんなに変わらない値段でラグジュアリーブランドの小物が手に入るわけです。

「セール」と聞くといつも通っているお店にまず足を運ぶと思いますが、是非普段手が届かないようなインポートブランドもチラ見するようにしてみてください。割引率が他ブランドよりも高いことが多く、案外手頃な価格で買えるアイテムがあるものですよ。オススメです。

 

 


図2

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