11月になりアウターの季節となりました。
アウターの季節となるとこんな悩みを感じる人も・・・
「生まれつき腕が短くて袖がダルダルになる」
「生まれつき腕が長くて袖が”寸足らず”になる」
袖長・袖短などの体型の悩みですね。こういった悩みを持っている人はよくよく理解していることと思いますが、「たかが袖の話じゃん」とあっさり割り切れる問題ではないのです。
袖は洋服の先端部分。裾や首元や足元など「先端」となる箇所は視線が集中するため、これらの印象は全体に大きく影響を及ぼすものなのです。悩みのない平均的な方は「たかが袖のこと」と思うかもしれませんが、腕が短い人は何を着ても袖が長く「オバQのハカセ」になるし、腕が長い人は何を着ても袖が短く「成長した小学生」みたいになる悩みを抱えてしまうのです。
「お直しで袖丈を調整すればいい」
というのももちろんひとつの解決策ではあるのですが、多くの方は「高いお金を出して買ったものに、ハサミを入れて直してもらう」という行為に抵抗を覚えてしまう様です。
私も兼ねてより「お直し」を推奨しているのですが、「失敗が怖くてどうしても思い切ることができない!」と反応頂くことも少なくありません。特に高価なアウターであれば尚更かもしれませんね。
そこでお直しではなく解決できる方法を提案します。
▼アウターと同色のグローブをチョイスする!
それはグローブです。
そもそも袖が短いor袖が長いで違和感を覚えるのはどこに理由があると思いますか?それは「肌やインナーの露出がどのくらいあるか」で決まります。例えば袖からインナーや肌があまりにも多く出すぎていれば「袖が足りていない」と感じるものですし、袖が長く腕の多くの部分を隠してしまっていれば「袖が長すぎる」と感じるものです。当たり前の話ですね。
「肌やインナーの露出」が問題なのであれば、グローブで隠してしまえば良いのです。
例えば黒のアウターに黒のグローブをはめれば、袖との境界線がなくなり切り替えが分からなくなります。
袖が長くても腕の部分も黒になり、「一つながりの黒」となるので袖の長さが目立たなくなります。
袖が短いのも腕が黒なので、どこからが袖でどこからが腕なのかが分からなくなります。もしグローブでも補いきれず肌が露出する場合は袖長の黒インナーを入れて、肌部分をとにかくアウターと同色で隠してしまえばOKです。
ただし「グローブ」を選ぶにしても「細め」を選ばなければいけません。手の大きさは千差万別、大きい人もいれば小さい人もいます。そのためグローブは万人が着用できるようにやや大きめに作られているものが多いです。
そうすると腕だけが妙に膨れて見えてしまい、いかに同色で合わせても腕と袖の境界線が分かるようになってしまいます。ボリュームを抑えた細身のグローブを選ぶことが肝要です。
http://mensjoker.jp/shop/products/detail.php?product_id=1995&color=1481
例えばこのへんなどがオススメ。
スーツなどのドレスシーンでも対応できるようにとシャープで大人なシルエットに仕上げたグローブ。これならばボリュームが出すぎることなく「境界線をごまかす」ことができるでしょう。それに加えてスマホ対応。文句無しです。
グローブなどはあまりコーディネート観点で選ばず、モノ単品で見て「あ、これかっこいい!」と購入してしまいがちです。しかしおしゃれとは「単品で見て美しいかどうか」ではなく、「全体で見て美しいかどうか」です。腕長・腕短の方は特にアウターの色と合わせることを意識してグローブ選びをしてみてはいかがでしょうか。