2019.07.29 Mon UPDATE INTERVIEW

令和美女・大幡しえり。女優に、モデルにさまざまな可能性を秘めた彼女の素顔とは?

平成が終わってしばらく経ち、令和という単語も最近なじんできた。新元号となった今年に、エンタメ界にも新しい波が起こる予感が…。今回は、その波に乗りそうな、ネクストブレイク必至な美女・大幡しえりに迫る。デビューして2年。女子高生、女囚、刑務官とふり幅広く、さまざまな役を演じてきた彼女は、2018年秋に、最後の平成ライダーとして注目を集めた作品『仮面ライダージオウ』のヒロイン役に抜擢され、注目度を高めた。ファッションモデルとして女性ファッション『NYLON JAPAN』にも出演し、さまざまな可能性を感じさせる大幡しえりにインタビューしてみました!

令和注目のネクストブレイク女優・大幡しえりに迫る!

――初めましての方もいると思うので、自己紹介をお願いします。

大幡しえりです。埼玉県出身の20歳です。

 

――普段、まわりからどんな性格だといわれますか?

性格はマイペースだねって言われますね。しゃべると印象が変わるねって言われてて、それと天然とよく言われます。

 

――まずは7月29日から公開され、ヒロイン・ツクヨミを演じている『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』について、どんな映画なのか教えてください。

今回の『仮面ライダージオウ』の映画は“平成ライダー最後”の映画ということで、すべて平成ライダーを象徴するような映画になってるんじゃないかな、と思っています。

 

――その中で大幡さんが演じる役は、どんな人物ですか?

私が演じているツクヨミという役は、50年後の未来から来た女の子ですごいクールで知的で意志が強いまっすぐな女の子の役です。

 

――映画の中で“私のここを見て欲しい”という部分はありますか?

映画の予告PVにも出てるんですけどチラッと映っているんですが、1年間ずっとツクヨミを演じさせてもらっている中で、ほとんど衣装がイメージカラーの白だったんです。でも映画の中では、戦国時代にタイムスリップしていて、“未来から来た”とバレないように着物に変装したりするんです。しかも、着物を着たままのアクションをやったりしているので、テレビとは違った戦闘シーンにも注目してほしいなと思います。ずっとツクヨミっぽい衣装を着ていたので全然違う、ガラって変わった衣装を着たのはほんとに初めてくらいだったのですごい現場でテンションあがっちゃいました!

 

――大幡さん自身、ほかの現場やプライベートで着物は何回か体験されたりしてますか?

カタログのお仕事では着たことあるんですけど、お芝居で着るのは初めてだと思います。やっぱりアクションをするときはいつもより大きめに動こうとしちゃうんで、着物だと足が開けなかったりする。階段上がったり駆けたりとかそういうのはちょっと大変だなと感じました。

 

――テレビ版の撮影で1年、ともに過ごしたスタッフ、キャストの人たちと映画を撮影したと思いますが、映画ならではの、いつも通りじゃなかった部分ってありますか?

なんだろう……。テレビシリーズと同時に撮影したのでお会いしたことあるスタッフさんもいるし、映画だけのスタッフの方もいたんですが、そんな中で一番劇場版だなって思ったのがメイキングがずっと回っててあれ今日どっちだっけって思ったときに、メイキングを撮ってくれる方がいると、今日映画だったんだって気づいていました(笑)。

――撮影中ではないオフの時間に共演者の方々とのやり取りの中で印象に残ってることはありますか?

ラストの方のシーンを撮っているときに『本当にジオウ終わっちゃうんだね』って。“はやいな”とか“寂しいな”っていうのをそのシーンが終わった後に3人でしゃべってました。みんなで思い出語り合うみたいな。

 

――読者さんが成人男性が中心なんですけど、男性がもし見るとしたら、おもしろく見れる見方ってありますか?

男性は仮面ライダーを見たことがある人が多いと思うんです。30代で今の仮面ライダー、とくに平成ライダー(※2000年放映の『仮面ライダークウガ』以降のライダーのことを指す)って見たことないと思うんですけど、ジオウって20年間の平成ライダーの全ての力を受け継いでジオウになるので、このライダー見たことあるとか、なつかしいなと思ってもらえる部分はあると思います。自分このライダー好きだったなって、子供だけじゃなくて大人も楽しめる内容になっているんじゃないかな。

 

――そんな映画出演公開とともに、夏がやってきますが、大幡さんがこの夏やってみたいことはなんですか?

去年も夏に何がしたいって聞かれたときに海に行きたいって言ってて。私埼玉県出身なので地元に海が無いので、やっぱり海見たりするのは新鮮だし、すごく好きなので去年行きたいなと思ったんですけど、行けなかった分、今年こそは行きたいなと思ってます。

 

――海で何がしたいですか?

泳ぐっていうよりは眺めていたいですね。朝方とか夜とかにちょっと散歩しながら波の音と潮のかおりを感じながらゆったりしたいなと思います。

 

――では次に。ファッションサイトなのでファッションのことを聞きたいんです。大幡さん自身、普段どんなファッションが好きですか?

私、ほとんどワンピースを選んじゃいます。形も好きだし、組み合せ考えないで、1枚でかわいいなって思って。ショップでも長時間選ぶ、というよりはお店に入ってコレいいなって、直感で感じたものしか買わなくて。ワンピースになってしまいがちです。

 

――好みの色みはありますか?

けっこう暗めな色をよく買います。明るめの派手な色にも挑戦したいんですけど、とくに夏なんて着てみたいと思うんですけど……。なかなかいつもの私服のスタイルから手が出せなくて。着てみたいとは思っているんですが、ネイビー、黒、グレーをすごい着ちゃってます。

 

――今日着ている白い服はあんまり着ない?

白も持っているんですが、やっぱり暗めの色が圧倒的に多いです。

 

――では、アイテムとかテイストで言うと、この夏、何にチャレンジしたいですか?

私、普段アクセサリーをつけないんですが、20歳にもなったので、付けてみたいなと思っていて。この間『仮面ライダージオウ』で共演しているオーラ役の紺野彩夏ちゃんと一緒にアクセサリーの展示会に行ってお揃いの指輪を買いました。今年はその指輪をつけてちょっと大人っぽいコーデで外に遊びに行きたいなと思います。

――逆にメンズの服で好きなテイストはありますか?

あんまり派手じゃない方がいいですかね。シンプルなコーデが好きです。

 

――20歳の大幡さんにとって、30代男性のイメージって?

撮影の時も含めて30代の男性の方と関わる機会はあまりないんですけど、30代っていろいろ経験していて雰囲気が落ち着いているというか大人だなってイメージがあります。

 

――ご自身20歳になったばかりですが、20歳だからこそやってみたいこと、目指したいものはありますか?

自分が20代になったときってもっと大人になってるんじゃないかと思ってたんですけどあまりそれもなくて10代の時とあまり変わらない…(笑)。20歳になった感じがしなくて、そのまま10代に延長で生きているような感じです。でも20歳になったときにひとりの成人として、周りの視線や役割とかいろいろ出てくると思うので落ち着きがない部分だったりを直して、冷静に大人になれるようになりたいなと思います。

 

――20歳になってはじめてやったことはありますか?

お酒は飲みました。20歳になったときにマネージャーさん達とごはん行った時に飲みました。誕生日だったのでシャンパンを飲ませてもらったんですけど、一口で辞めました(笑)。飲めませんっていったら、いつかわかるよって言われたんですけど、ぜったい飲めないなって思います。

 

――20歳ならではの気の効いたおしゃれなお店とかには挑戦しましたか?

誕生日のときに自分では行かないような高い焼肉屋さんにスタッフさんたちに連れてってもらいました。全部おいしくてでも値段見たら高くてああ大人だなと思いました(笑)。

 

――まだ20歳になったばかりだと思うんですけど、10年後の30歳になったときこうなっていたいっていうのはありますか?

私、満島ひかりさんがすごい好きで、共演したこともあって尊敬する女優さんです。吸い込まれるように魅力的で、自分が30歳になる時には同じくらい演技について、うまくなったじゃん言われるようになりたいです。私が30歳になったときは役の関係性は今とまったく違うと思うので、こないだの共演とは違った間柄での芝居をやってみたいです。

 

――今やってみたい役はありますか?

今まで囚人役と刑務官役と女子高生役を演じさせてもらったんです。女子高生のときは、原作に近づけるためにマッシュの茶髪のウィッグをかぶったりとか、去年は居酒屋の店員の役とかやって、この1年の中で囚人と刑務官の役もやって、こんなにも幅広く、あまり体験できなさそうな役を演じさせてもらえるってすごいありがたいことだなって思います。やりたい役といえば、高校生役は何回かやったんですけど今20歳になって大学に進学してないので大学生の役を普通の女の子としてやってみたいですね。

 

――明るい役、クールな役、どっちがやりたいですか?

今やっている役は結構クール目なんですけど、もっともっとクールな役にも挑戦してみたいです。でも明るい役もやってみたいし、なんだったら二面性のある役もやってみたいし、やりたい役はいっぱいです。

――映画『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』について読者さんに向けてメッセージをお願いします。

平成ライダー最後の劇場版映画でテレビシリーズとは、ひと味違った劇場版ならではの設定だったり、関係性だとか意外な部分もあって見応えはばっちりあると思うのでぜひ劇場まで見に来てくれるとうれしいです。もちろん、そういう意味ではテレビ版を見ていなかった人も楽しめるストーリーになっています。また1年間ずっと同じ作品を同じスタッフさんたちと作り続けてきて、結束力も成熟度もあふれ出ている映画になっていると思うので、そのへんも注目してください。

 

――最後に、大幡さんの令和元年、つまり今年の目標を訊かせてください。

8月にはテレビ版の仮面ライダーのオンエアも終わり、そのあとは1年間ツクヨミっていう役や仮面ライダーの現場で得たもので次やる役は表現の幅が広がった役を演じてみたいなと思うので、この1年間やってきたことを次の役に生かせたらと思います。

 

――ありがとうございました。

 

【『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』インフォメーション】

平成仮面ライダーシリーズとして記念すべき20作目にして、最後の平成ライダー「仮面ライダージオウ」の劇場版。消滅の危機にある仮面ライダードライブを救うため、1575年の戦国時代へやってきた常磐ソウゴ/仮面ライダージオウたちは、後世で「魔王」と言われる、かの有名な織田信長と出会う。さらに、そんなソウゴたちの前に「歴史の管理者(クォーツァー)」が立ちはだかり、その傍らには不敵な笑みを浮かべるウォズの姿があった。

http://zi-o-ryusoul.com/

 

【プロフィール】

大幡しえり(おおはた しえり)

1998年11月5日生まれ。埼玉県出身。2017年映画『ひるなかの流星』で女優デビュー。平成最後の仮面ライダー『仮面ライダージオウ』のヒロイン・ツクヨミを演じ注目を集めている。出演映画『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』2019年7月26日(金)公開予定。

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